この日は梅雨入りが発表されたにも関わらず、朝から晴天で、穏やかな北風が吹いていた午前中はJA2108(ASK13)、JA2333(ASK21)、JA2535(ASK23)の3機で運航を開始し、ソロを狙う人が中心に飛び、成果を上げることができました。その後、徐々に南風が強くなり10時ごろにピス交し、その頃にはサーマルが出始めJA2128(Ka-8)も出し、滞空する機体も出始めました。訓練としては、総発数52発で1時間以上滞空する機体もあり、初大野の一回生も滞空できた人が多くいい経験ができたと思います。
最後に、滞空した一回生の感想を載せたいと思います。
一回の下山です。2回目の合宿でした。やるべきことがわかってきて前回よりも手際よく作業できたと思います。今回の合宿ではサーマルが出て、運良くサーマルに乗ることが出来ました。地上から見上げているときはただ羨ましかったですが、実際にサーマルに乗ると気流が安定せず、ラダーを細かく動かしてすべらないようにするなど難しく感じました。直線滑空では目標を遠くに取り、水平線で機体の傾きに早く気づいて細かい操縦で修正をする訓練をしました。
1回の後藤です。
2回目の合宿にして経験した滞空飛行では今までのフライトとは全く違うものでした。約900mまで上がり、飛行時間33分と訓練が長い時間でき、充実しました。ブルーサーマルを上手く捉えて更に上空に行けるようになりたいと思いました。何回も旋回練習できた事が良かったです。旋回では地平線の位置を安定させつつ速度を一定に保つ事を目標にして、意識しました。操縦してからグライダーの向きが変わるまで時差があるので、操縦が荒くならないように注意が必要でした。