ゼッケン25番の古川です。
航空部4年間の集大成である全国大会、その最終日となりました。
前日通過した寒冷前線が上空に寒気を呼び込み、今朝これまでの競技日とは明らかに違う空でした。
実際、10時半に競技開始した1発目から浮き始めます。
そして、3発目に竹下がテイクオフ。
先行機が赤岩で苦戦する中、サントリーで高度を獲得。
その後上がった慶応、早稲田、東大に先を越されはしたものの、千代田、給水塔をクリアして見事ゴール!
さすが我らがエースPですね、お見事!
次は自分、古川の出番です。竹下の後も何機か周回は出ていましたが、同時に沈下に叩かれ早々と下りてくる機体もチラホラ。
上がってみると、確かに沈下帯は広く、強い。
一旦赤岩で上げていた理科大の下に入ってから、今日最も強いサーマルが出ていたと思われるサントリーへ一直線。
やはり強い上昇気流にヒットし、900m弱まで高度を稼ぐことができたので、田の字方面に伸ばす。
しかし、ここが最高到達点になってしまいました。
田の字ではサーマルを見つけられずあえなくリターン。
赤岩やサントリーで上げ直しては千代田へ向かうも、2つ目のサーマルに当たらない。
結局、1時間半粘ったものの、上空でゲートクローズを迎えることになり、千代田はすぐそこに見えているようで、とても遠く感じました。
結局個人では1週間通して得点なし、団体では今日の竹下の周回1つのみでした。
それでも、慶応や早稲田のエースのフライトを生で見れたことは大変大きな収穫でした。
彼らは飛行時間が1桁上ですが、それにつれて技量も数段上と感じました。
自分と竹下はこれで引退ですが、石田はまた来年チャンスがあるので、その時は是非関東勢と対等に渡り合えるような選手になっていてほしいとおもいます。
決して好条件に恵まれたとは言えない大会で、ワンポも達成できずとても消化不良な感じです。
現役はこれで引退となりますが、あと2年、院生の間にやり残した何かをできたらなと思いました。
僕がブログを書くのもこれで最後でしょう。
先輩、後輩、そして同期の皆さん、4年間お世話になりました、ありがとう!